テキサスホールデムのルール

Texas-hold'em

ポーカーには様々な種目が存在しています。テキサスホールデム、オマハ、セブンカードスタッド、ラズなどなど、マイナーなのも含めると他にも沢山あります。ポーカースターズ筆頭にオンラインポーカーでは現在の主流の種目は、テキサスホールデムとなっています。9割以上のプレイヤーがこのテキサスホールデムをプレイしています。特徴としては、ルールは覚えやすくシンプルであるのでカジュアルなプレイヤーでも簡単にプレイ出来ます。その半面、非常に奥が深いゲーム性で確実にスキルや経験の差が出てくるのでシリアスなプレイヤーにも広く受け入れられています。

テキサスホールデムのルール

テキサスホールデム(Texas Hold’em)のルールを説明します。まずはゲームの流れを説明します。各プレイヤーは2枚のカードが配られます。その後、中央のコミュニティーカードと呼ばれる場所に3枚、1枚、1枚という順番に合計5枚配られます。最終的に手札2枚と5枚のコミュニティカードが配られて7枚のうちの5枚を使って一番いいハンド(役)を持っている人が勝利となります。コミュニティカードが配られていない状態、3枚、1枚、1枚とコミュニティーカードが配られる間の4つのラウンドでチップを賭ける事が出来ます。ベッティングラウンドでのチップの駆け引きで自分以外の相手をフォールドさせる事(降ろす事)が出来た場合はその時点で勝利となります。手札は自分にしか見えないですが、コミュニティーカードは全員が見る事が出来るのでそこでベットの駆け引きが生まれます。

各ラウンドについての説明

冒頭で説明した4つのベッティングラウンドについて説明します。

プリフロップ

初めは、プリフロップと呼ばれるベッティングラウンドです。まず最初に2人のプレイヤーがブラインドと呼ばれるベットを置きます。スモールブラインドとビッグブラインドがあり、スモールブラインドはビッグブラインドの半分です。これらのブラインドはディーラーと呼ばれるポジションの左に座っている2人のプレイヤーが置くことになっています。ディーラーポジションは時計回りにテーブルを回っていきブラインドを置く人も同じように回っていきます。現在のディーラーはディーラーボタンというマークを置くことになっているので一目でわかるようになっています。そして手札が2枚づつ全員に配られまだコミュニティカードが配られていない状態でベッティングラウンドとなります。

ベッティングアクションでは以下の行動を取る事が出来ます。

フォールド:カードを捨てて諦めます。
ベット:誰もベットしていない状態で、手持ちのチップを賭けます。
レイズ:ベットが入っている状態で、更に上乗せしてチップを賭けます。
コール:ベットやレイズが入っている状態で、同額のチップを賭けます。
チェック:誰もベットをしていない状態でチップを賭けずに次のプレイヤーにアクションを回します。

まず最初のアクションは、ビッグブラインドの左側のプレイヤーから始まります。最初にアクションをするプレイヤーをアンダーザガンと呼びます。そしてそのプレイヤーのアクションが終わると時計回りに次のプレイヤーにアクションが進んでいきます。全員のアクションが終わるとコミュニティカードが3枚配られて次のベッティングアクションに進みます。冒頭でも述べましたがこの時点で相手を全員フォールドさせると現在ポットに入っているチップを獲得して勝利となります。

フロップ

プリフロップが終了するとコミュニティカードが3枚配られフロップになります。現在の自分のハンドとかみ合っているかどうかによってアクションを考えていきます。ここで取れるベッティングアクションはプリフロップと同じです。アクションの順番はディーラーボタンの左側のプレイヤーから時計回りに進んでいきます。

ターン

コミュニティカードに4枚目のカードが1枚配られターンになります。このカードもかみ合ってるかどうかを考えてアクションを進めていきます。ここでもフロップと同様の流れで進めていきます。

リバー

最後のラウンドでコミュニティカードに5枚目のカードが1枚配られリバーになります。ここでの流れもフロップと同様です。最終的にフォールドせずに残ったプレイヤーが二人以上いれば、ショーダウンとなりコミュニティカード5枚と手札の2枚の7枚のうちの5枚を使って勝負となります。そして一番ベストのハンドを持っているプレイヤーがポットを獲得します。次では、ポーカーハンドについて説明します。

ポーカーハンド

ポーカーハンドは必ず5枚のカードで構成されます。コミュニティカードと手札の7枚のうちベストの組み合わせで勝負となります。手札2枚+コミュニティカード3枚でも、手札1枚+コミュニティカード4枚、コミュニティカード5枚でもかまいません。1番強い5枚のハンドを選択します。それではポーカーハンドの種類を強い順番に説明していきます。

ロイヤルフラッシュ

最も強いポーカーハンドはロイヤル フラッシュです。テン、ジャック、クイーン、キング、エースでスーツが全て同じで構成されます。

ストレートフラッシュ

2番目に強いポーカーハンドはストレートフラッシュです。5枚の連続した数字と全て同じスーツで構成されます。もし2人のプレイヤーがストレートフラッシュを持っていた場合は、数字が高いカードを持っていた方が勝ちます。

フォーカード

フォーカードは、同じ数字が4枚で構成された役です。2人のプレイヤーがフォーカードを持っていた場合は、数字が高いカードを持っていた方が勝ちます。数字が同じ場合は、5枚目のカード(キッカー)を比べます。海外ではフォーオブアカインドと言います。クアッドとも言います。

フルハウス

フルハウスは、同じ数字が3枚と同じ数字が2枚で構成された役です。2人のプレイヤーがフルハウスを持っていた場合は、3枚の数字が高いカードを持っていた方が勝ちます。3枚の数字が同じ場合は、2枚の数字を比べます。

フラッシュ

フラッシュは、5枚の同じスーツで構成されます。2人のプレイヤーがフラッシュを持っていた場合は、数字が高いカードを持っていた方が勝ちます。

ストレート

ストレートは、5枚の連続した数字で構成されます。2人のプレイヤーがストレートを持っていた場合は、数字が高いカードを持っていた方が勝ちます。

スリーカード

スリーカードは、同じ数字が3枚で構成されます。2人のプレイヤーがスリーカードを持っていた場合は、数字が高いカードを持っていた方が勝ちます。数字が同じ場合は、4枚目のカードを比べます。それも同じ場合は5枚目のカードを比べます。海外では、スリーオブアカインドと言います。

ツーペア

ツーペアは、2枚の同じ数字と別の2枚の同じ数字で構成されます。2人のプレイヤーがツーペアを持っていた場合は、高い方のペアの数字が高い方が勝ちます。数字が同じ場合は、低い方のペアを比べます。それも同じ場合は、5枚目のカードを比べます。

ワンペア

ワンペアは、2枚の同じ数字のカードで構成されます。2人のプレイヤーがワンペアを持っていた場合は、ペアの数字が高い方が勝ちます。2人のプレイヤーがワンペアを持っている場合は、3枚目、4枚目、5枚目のカードを比べていきます。

ハイカード

役が成立していない場合は、一番高い数字を比べて高い方が勝ちます。数字が同じ場合は、2枚目、3枚目、4枚目、5枚目と比べていきます。

最後に

以上がテキサスホールデムのルールとなります。簡単にまとめると、まず他の人が見えない手札の2枚のカードが配られてアクション(プリフロップ)、次に全員が見えるコミュニティカードが3枚配られてアクション(フロップ)、1枚のコミュニティカードが配られてアクション(ターン)、1枚のコミュニティカードが配られてアクション(リバー)、残ったプレイヤーの役の高さで勝敗が決まる、という流れとなります。全てのカードが開かれる前に相手を降ろす事が出来ても勝利となります。出来るだけわかりやすく説明するように心がけて文章を書いてはいますが、あまりピンとこない方もいると思います。百聞は一見にしかずという言葉がありますが、実際にプレイした方が理解が早まると思います。ポーカースターズには、プレーマネー(無料プレイ)が用意されているので、まずはルールが完全に理解出来るまではプレーマネーでプレイをしましょう。

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